2005年3月11日

彼の人生

彼の人生は
いったいなんだったんだろう

私は今までほんのうわべだけしか
みていなかったのかもしれない

ひとり 部屋の中
無造作に散らばっている本たちが
彼を物語っているようで

なぜだか涙 あふれてきた

彼の人生は
いったいなんだったんだろう

人の過ちは消えることはないの
後悔しても戻ることはできないの

ひとり 部屋の中 
自分なりの後悔と
取り戻したいと願う気持ちが

入り混じってる
この空気が切なさを感じる

無造作で不器用な彼の
少し淋しげな後ろ姿

むかしは憎んでた わたし
けれど今は いとおしく思える

今からでも遅くない
溢れる愛情で包んであげたい

彼を想うと切なく 
なぜか涙 あふれてきた


むかしより小さな 父の後ろ姿